ひだまり内科クリニック

血液内科は、全身を巡る血液に関するさまざまな疾患を扱っています。白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、貧血、出血傾向まで、幅広い疾患の診療を行っています。当院では日本血液学会血液専門医が診させていただきます。

高血圧症は自覚症状がほとんどなく進行するケースが多く、放置すると血流がスムーズに行かなくなります。血液には細胞に酸素や栄養素を送る役割がありますが、高血圧症になるとこれがうまくいかなくなり、多くの合併症を引き起こします。当院では、高血圧症を含む生活習慣病の栄養指導や運動指導を行っています。治療は生活習慣を改善することを基本に、必要に応じて投薬治療を行います。

中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常がある脂質異常症の状態が続き、血液の流れが阻害されて細胞に十分な栄養と酸素が行き渡らなくなると、心臓や脳などに重い病気をもたらすことがあります。脂質異常症はグルメな生活や運動不足によってもたらされることが多いため、まずは食事や運動などの生活習慣を見直し、それで改善しない場合に薬物療法を考えます。

基本的な治療は投薬です。薬の服用による病状の変化を確かめるために、定期的な血液検査で経過を観察します。悪化すると失明の可能性などがある糖尿病ですが、当院では「良い方向に向かうようすすめていきましょう」と自ら治療に取り組める動機づけをして、できるだけ患者さんの生活に合わせた形で無理なく治療や管理ができるように提案します。

よく起こる頭痛や腹痛などは市販薬で済ませることも多いと思いますが、その症状が危険なものなのかそうでないのかは、やはり医師が診察・検査をして初めてわかるケースも少なくありません。体調不良のときこそ、健康の専門家である医師の経験や知識を十分に使ってください。当院は総合的かつ複合的に患者さんを診察していますので、自分で抱え込まず気軽にご相談ください。